カテゴリ:月灯り の記事一覧
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月灯り6
「・・・・・・・・・・・・・」匠にいちゃんの言葉に、緊張からその体が強張ってしまっていた。
痛い事に変わりはなくても、やっぱり、最初の相手が「指」・・・・・・・・・って、嫌。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
私が、匠にいちゃんの言葉を飲み込んで、おとなしくなったのを確認すると、その指先を静かに挿入させてきた。
月灯り7
「泣くなよ・・・・・・・頼むから・・・」匠にいちゃんが、それこそ辛そうな表情を浮かべると、私の身の上で力なく、肩を落とした。
そして、うな垂れるようにして私の体に自分のソレをそっと寄り添わせてきた。
それ以上は何をするというのでもなく、ただ、泣き続ける私の気持ちが落ち着くのを待っているみたいだった。
月灯り8
「瑠依。」何かを確かめるようにして、匠にいちゃんが再び私の名前を呼ぶ。
呼びながら、ゆっくりとその唇を首筋に落とす。
月灯り9
「はあっ、・・・・・・・・・ん・・・・・」
いいよ。
なんて、言ってしまったからなのか、ベッドの上で裸になった匠にいちゃんと体を重ねると、私はそれだけでも心地が良かった。
満たされる。
って、いうのか、なんだか、匠にいちゃんの腕の中にスッポリと包み込まれながら、体中を愛撫されると、私はもう、それだけでもとっても気持ちが良くって、体を仰け反らせながら喘ぎを漏らしていた。
月灯り10
ギシッ、ギシッ・・・・・・・・・・・ゆっくりと、動く匠にいちゃんの動きに合わせて、ベッドが軽く軋んでいた。