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月灯り10

ギシッ、ギシッ・・・・・・・・・・・


ゆっくりと、動く匠にいちゃんの動きに合わせて、ベッドが軽く軋んでいた。




一度、私の中の奥深くにまでそれを挿し込んだ匠にいちゃんは、その地点で更に、奥の奥にまで入れたかったみたいで、なんか、必死になってずっくずっくと体を密着させ、突いてきた。


激しく出し入れするのではなくって、ホントに、奥の奥を目指して~・・・・・・・・・・って、感じで、私の両肩をガッシリと掴んで、限界に挑戦!!


みたいな・・・・・・・・・・・・そんな、感じ?!


でも、それももう、ホントに限界のとこまで入っているのが分かったからなのか、今度は、一度奥まで挿し込んだ自分のそれを、ゆっくりと引き抜くようにして、腰を引いていった。


「あっ・・・・・・・・あ、・・・あっ・・・・・・・!!」


最初は、その痛みを少しでもいいから逃がそうとして、匠にいちゃんの動きに合わせて、息を吐き出しているだけだった。

そして、匠にいちゃんは、今度は挿し込んだあれを抜きかけるところまで引いていって、また、ゆっくりと前に突き出し、挿入させているそれを、奥の方へと挿し込む。

そして、今度は、ちょっとだけゆっくりと引いて、また、挿し込む。


そんな作業(?!)みたいなのを、匠にいちゃんは、それこそ、丹念に、じっくりと繰り返していた。


私の中を、匠にいちゃんのあれが、ゆっくりと、何度も行き来を繰り返す。

その感触が、私の中にも伝わってくる。

最初は、本当に痛いだけだった。


だけど、匠にいちゃんがゆっくりと同じ動きを繰り返しているうちに、ふ、とした瞬間、私の体がピクッ、って、反応を示した。

最初は小さく、そして、その感覚が段々強くなってきた。


「は、あ・・・・・・・・・・・」


私の口から、淡い吐息がゆっくりと漏れ出し、匠にいちゃんの体を、放すまいとして、背中に廻していた両手に力が込められる。


「はあっん・・・・・・・・・・・・・」



「瑠依・・・・・・・・・・」



私の唇から漏れた喘ぎを確認して、匠にいちゃんが囁きながら私の首筋に腕を廻し、キスをしてきた。


「お前の中、随分と濡れてきた。」


言いながら、匠にいちゃんがゆっくりと腰を動かす。


「は、あああああっ、ん・・・・・・・・・・・・だ、だめ、匠にいちゃん・・・・・っ!!!」


「・・・・・・・っぷ、余裕が出てきた途端、また『だめ』かよ。」


笑いながら、匠にいちゃんが私の首筋を優しく愛撫する。


「ん、んんんっ!!!だ、だって・・・・・」


匠にいちゃんの唇がなぞった部分。

そこから、ゾクゾクゾクッ・・・・・・・・・!!って、感じにとっても心地良い感覚が伝わってきた。

私は、思わずその首筋を大きく仰け反らせ、身を捩りながら、匠にいちゃんの言葉に答えていた。


「だって?!何???」

「き、気持ち・・・・・・・・・・いい・・んだもん。」

「気持ちいい?!いいのに、だめなの??なんで?!」

「なんでって、・・・・・・・・・・分からないよ。」

「ふう~・・・・・・・・・ん。」


言いながら、匠にいちゃんが両手でやんわりと私のおっぱいの丸みを撫でだした。

「お前のおっぱい、おっきい。何カップ?!」

「え、・・・・・・・・・・え・F・・だよ。」

ちょっと恥ずかしくなって、俯きながら答えた。


男の人に、バストのサイズを聞かれるなんて思わなかった。

かああああ~っ・・・・・・!!って、感じに、恥ずかしさから、頬が火照ってきた。


匠にいちゃんは、そんな私の反応が楽しいのか、その口元にゆったりと笑みを浮かべながら、その指先を乳頭にまで持ってきて、こねこねこねこね・・・・・・やんわりとおっぱいの先端を転がす。



「あ、ああああああああああっ、だ、だめ、匠にいちゃん!!!!」



体を大きく弓なりにして仰け反らせながら、思い切り良く叫んでしまう。

だって、私の中には匠にいちゃんのあれが入っていて、でもって、更に、気持ちの良い乳頭・・・そこを両方とも、優しくこねこね・・・って、されたら、ホント、気持ち良過ぎる。


今まで、そんなこと一度だってされたこと、無いのに・・・・・・・・・

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