カテゴリ:白夜 の記事一覧
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白夜1
匠にいちゃんとの二度目の行為を終えた後で、自分の体がカクカクになっていて、思ったように体に力が入らない状態になってしまっていることに気がついた。行為を終えて、体を起こしたまでは良かったのだけれど、ふと見下ろしたそこが、鮮血(?!)に染まってしまっていることを発見して慌ててそれを片付けようとしたのだけれど、カックン・・・・・・・
って、腰に力が入らなくて、ずっこけて、ベッドの上にコテン・・・・・・
って、感じに転がってしまっていた。
白夜2
結局のところ、私はそのまま匠にいちゃんと一緒に彼のベッドの中で眠りに就いていた。シングルサイズのベッドは二人で寝るにはちょっと狭くて、それでもやっぱり匠にいちゃんと一緒に居たということもあって、私達はお互いの体を横にすると、その体を密着させた状態で寝ていた。
彼の均整のとれた長く、形の良い腕が、私のウエストの隙間を掻い潜って伸びている。
もう片方の腕も、同じようにしてウエスト部分のところから伸びて、私の体を包み込むかのようにして垂れている。
彼の手の平はとても大きくて、私はそれの片方に自分の手の平を添えて、指を絡めた状態で眠っていた。
白夜3
私の方に伸びてきた志信兄ちゃんの手が、二の腕を掴んできた。掴まれたと思ったら、そのまま一気に引き寄せられて・・・・・・・
その先は、言うまでもないのかも知れない。
白夜4
彼は、丁寧にその部分を指先で弄り、位置の確認を行っているようだった。その指先が緩やかな動きを繰り返す度に、私の口からは大きな喘ぎが漏れそうになる。
けれど、それは更に強く押し当てられた唇によって、くぐもったものへと替えられていた。
その時のキスが、堪らないほどに心地良くて、私は思わず彼の首に自らの腕を絡ませてより強く、それの感触を味わっていた。
白夜5
・・・・・・・・・・。それまで無言で眠り続ける匠にいちゃんを見下ろしていた彼が、その視線を私の方へと向けてきた。
少し神妙な面持ちの彼は、私に向かって何か言い掛けて、それから、机の上に置いたままになっていた私のミニのワン・ピースを手に取ると、それを私に被せ、着せてくれていた。
・・・・・・・・・・・・・・・。
背中のファスナーを締めようとして、私が両手を後ろにした時、彼がそこに手を廻してきてそれに触れてくる。
「?!」
不意に顔を持ち上げると、私の唇に彼が自身の唇をそっと重ね合わせてきた。