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カテゴリ:気まぐれ仔猫Ⅱ の記事一覧

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気まぐれ子猫Ⅱ・1

高校生で、その彼氏(?!)がヤ○ザってどう思う?!


もし、仮にそんな質問をしたのなら、大抵の答えは決まりきっているものなのかも知れない。






気まぐれ仔猫Ⅱ・2

りゅうちゃんと別れて駅に向かっている途中、その目の前で、真っ直ぐに私を見据えてくる女の子が居た。


最初、それが誰だったのか、私には分からなかった。


でも、その顔は・・・・・・・・・・・・・・





気まぐれ仔猫Ⅱ・3

「記念に一枚~・・・・・・・・・・・・♪♪♪」


彼女が、笑いながらその様子を携帯に撮っていた。


「いいねえ、その顔、早速笠原に送っちゃお。」

彼女は上機嫌でそれをメールに添付し、宣告どおり送っているようだった。


ニヤニヤニヤと笑みを浮かべて、携帯を操作する彼女、送信が終わったのか、ひと際大きくその口元を歪めて笑みを漏らしていた。





気まぐれ仔猫Ⅱ・4

「あら、あなた、ここ、薄いのね。」


そう告げる彼女の舌先が、ゆっくりとそこを舐め上げていた。






気まぐれ子猫Ⅱ・5

その時、廊下を早足で移動する幾人かの足音が響いてきた。


「?!」

「「??」」


その音に、私が思わず注目して視線をそちらに移していると、室内に居る他のふたりも廊下にその視線を向けていた。





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