カテゴリ:魅せられて の記事一覧
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魅せられて1
「柚良、お前、暇か?!」いつもと同じのようにして、兄貴が部屋の入り口のドアをノックすると、こっちが返事をするよりも先にそのドアを開いていた。
「暇だけど、何??」
少しむくれたようにして返事を返すと、兄貴の表情がぱああっと明るくなる。
「コンビにまで買い物行ってきて♪♪」
「やだ。」
顔の前で拝むようにして手を合わせて頼み込んでくる兄貴に、私は速攻で返事を返していた。
魅せられて2
っち・・・・・・・・・・あれ?!
気のせい??
今、舌打ちした音が聞こえたような・・・・・・・・・
魅せられて3
・・・・・・・・・・・・・。兄貴のその口元に、怪しげな笑みが浮かんでいた。
咄嗟に「ヤバイ」って思ってベッドから飛び降りようとしたけど、間に合わなかった。