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カテゴリ:年下の彼 の記事一覧

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年下の彼21

軽く触れ合っていた唇を離すと、私のその目の前には、嬉しそうにして笑みを漏らしている彼の顔があった。


「・・・・・・・・はあ、こんな時、奈々深、めっちゃいい顔してるんだろうなあ~・・・・・・・・・・・」



ふう~・・・・・・・・・・・・・・・

そんなことを言いながら、彼が大きなため息を吐き出すと、その顔を私の胸の谷間に埋めていた。





年下の彼22

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


彼、悠一くんに頭なんか撫でられちゃったりとかして、それでもって彼の胸の中でゆったり、のんびりと寛いじゃったりとかもしてました。


はい、してました。

で・・・・・・・・・・・・・


気が付いたら、朝。

だった。


そう、私、何時の間にか、思い切り良く爆睡しちゃってたみたいなんです。

それは、なんと、彼も同じで・・・・・・

ふたりして気が付いたときは、朝。


で、ふたりして裸のまま抱き合って朝まで爆睡。

疲れていたんだなあ~・・・・・・

お互い。






年下の彼23

「奈々深、これ。」


社員専用の駐車スペースに停まっている彼の車に乗り込んで、シートベルトをお互いに絞め終えたとき、彼が私に向って声をかけてきた。


「なに?!」

「手、出して。」

「うん・・・・・・・・?!」



首を捻りながら彼に向ってその手を差し出すと、その手をぐいって下げられた。




年下の彼24

私好みの装飾が施され、キラキラと輝いているそれを見て彼との付き合いの長さ・・と、いうか、彼と共に過ごしてきた時の流れを改めて実感してしまっていた。


本当に、悠一くんはいつも私の事、一生懸命になって考えてくれていると思う。





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