籠の鳥

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気まぐれ仔猫２９

「腰、力入るか？！」

「うん・・・・・・・・大丈夫。」


耳元でりゅうちゃんの低い声が優しく響く。



その声にうっとりとなりながら、消えかかるような声でなんとか返事を返すことが出来た。

「そうか・・・・・・・・」

ちゅっ、と、頬にキスをしながら、りゅうちゃんの手が私の割れ目の間のクリトリスに触れる。

「ふっ、うう・・・ん・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」


りゅうちゃんが、私の反応を確認しながら、両手で私の乳頭を捏ね繰る。

そして、ゆっくりと乳房の丸みを堪能し、その両手をゆっくりと移動させて、私の腰を押さえ込むようにしてそこにそれを添えてきた。


「海里、一気に行くぞ。」


言いながら、つつつつつう～・・・・・・・・・・・って、私の背中に上から下へ、下から上へと、幾度か往復運動を繰り返していたりゅうちゃんの舌先が、動きを止める。


・・・・・と、ひと際強く、りゅうちゃんの唇が、私の首筋の後ろに吸い付いてきた。


強く、長く、吸い付かれたそこには、りゅうちゃんの残した『印』が付いたと思う。

それらを終えたりゅうちゃんが、ゆっくりと腰を引いてきた。


りゅうちゃんは、言葉通り、一気に激しく突き上げてきた。

りゅうちゃんの本気突きはほんとに物凄くて、やっぱり呼吸が出来ない程の勢いで、喘ぐことすら出来ずに、私は短い息継ぎの為の声を漏らすのがやっとだった。


けれど、何度も何度も激しく突かれ続けているうちに、私の体も慣れてきたのか、強い衝撃としか感じられなかったりゅうちゃんの物凄い突きに、体が反応をするようになってきていた。


「ああっ、はあっ、・・・・・・・ふううっ・・・・・・ん！！！！！」


私はりゅうちゃんの激しい突きに、両手でもって体を支え起こすことは出来ずにいた。

だから、崩れ落ちたような体勢で両手を床に着いた・・と、いうか、置いたような状態で、激しく腰を揺さぶられ、乳房を揺らしながら喘ぎを漏らしていた。


時折、後ろからりゅうちゃんの手が伸びて来て、乳房や、その先端を弄る。


その度に、私の体は激しく反応して、一瞬、飛び上がったのかと思うような動きをすることがあった。

「あ、ああっ、ん、はあああ～・・・・・・・・っ・・・・・・・・ん・・・！！」

激しく打ち付けられながら、時折乳房に刺激を与えられて、私の腰はどんどんと力を失い、崩れていく。

崩れ掛かり、くにゃん・・・・・・・・と、力を失いそうになる私の腰を、りゅうちゃんの片腕が抱え込み、再び持ち上げる。

そして、やっぱり、突き捲くられる。


「は、はあっ、ふううっ～・・・・・・・・・・ん、あん、あんっ・・・・！！！！！」


「ふふん、今度は気絶しないでいられる・・・・・・・か？！」


そんな私を見て、りゅうちゃんが嬉しそうにして言葉を吐き捨てていた。


激しく腰を打ち付けるりゅうちゃんの体が、私のお尻に当って、ぱんぱんという音が、室内に鳴り響いている。

そうしながら、りゅうちゃんが体を少し前倒しにして、床に着いている私の片手を掴むと、後ろにピンと引っ張った。

私の残りの手も、同じようにして掴むと、後ろに引き上げられる。

引き上げられることで、無理の無い程度に体が少し持ち上がっていたので、呼吸の心配はなかった。


じゅっく、ぶりゅっ、ぬっぴゅ、ぐちゅちゅちゅっ・・・・・・・・・ぬちゅ・・・っ・・・・・！！！


本当にこれが人間の発している音なのか、と、思うような物凄い音が、結合した部分から出ていて、自分でもビックリしてしまうのだけれど、今の私に、そういったことを恥ずかしいと思えるような余裕は全く無かった。


喘ぎを上げることは出来るようになった。

だけど・・・・・・・・・・・連続したりゅうちゃんの激しい突きに、私の体が徐々に悲鳴らしきものを上げ始めてきた。


「りゅ、りゅうちゃん・・・・・・っ！！も、だめ、本気で体が壊れちゃう、もう・・・・・終わりに・・して・・・・・・お願い。」

「おう。」


息も絶え絶えに訴えると、りゅうちゃんはひと言答え、掴んでいた両手を私の腰の上で交差させると、残りの腕で私の肩をガシリと掴んできた。


「出すぞ。」


その言葉に、緊張が走った。

出す。

と、いうことは、これまでよりも更に強く突き上げられる事になる・・・・・・・・のだから。


私は、りゅうちゃんの言葉を耳にし、その直後に行われた更に激しいピストン運動に、声を発することが出来ていたのか、いないのか、自分でも分からないうちに、意識を失ってしまっていたようだった。

COM(0) TB(0) EDIT 2009.01.28

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