籠の鳥

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気まぐれ仔猫２５

「ん、んんん・・・・・・ん・・・」


甘ったるい吐息を漏らしながら、両手を伸ばしてりゅうちゃんの太い首に巻きつけた。

寄り添う私の体のラインを、その指がそろり、そろりと撫で上げる。


その感触が気持ち良くって、私は軽く喘ぎを漏らしながら自分の体を擦り付けるようにしてりゅうちゃんの体に自分のソレを更に密着させ、彼の服越しに伝わってくる体温を感じていた。


彼は、まだ、その服を一枚も脱いではいない。


りゅうちゃんが、その服を脱いだ姿自体、見たことがなかった。


彼のものを咥える時に、そのズボンのベルトを緩め、チャックを下ろして下着の間からそそり立ったそれを口にする。

そういった事を行うようになったのも、つい、最近のこと。


だから、今まで私は彼が服を脱いだ状態の彼の肌を見たことが無い。

見たことも無いから、触れたことすらもない。


私にとっては未知の世界だった。


そんなことを思っていると、りゅうちゃんの手が私の腰に回ってきて、そのままゆっくりと床の上に押し倒された。

りゅうちゃんがその大きな腕で私の体を支えきってくれるのはいつものことなので、私は安心して身を委ねることが出来る。


床の上に全裸（首にリボン付）の状態で寝かされ、そこに覆いかぶさるようにしてりゅうちゃんの大きな体が重なる。

重ねたその状態で、彼の唇が私の頬に触れ、首筋を撫でる。


「全裸にリボンもいいんだが・・・・・・今回は、邪魔・・だな。」


言いながら、片手で首に巻きついた状態のそれを解き、放り投げていた。

投げ終えると同時に、激しく全身を愛撫してきた。


私の腰をガッチリと押さえたまま、鎖骨や肩、胸の上部。

そして、胸の丸みに唇を落とし、それを堪能するかのようにして丸みに沿って、唇を幾度となく走らせる。


「あ・・・ん・・・・・」


りゅうちゃんの愛撫に身を捩らせながら、軽い喘ぎが漏れた。

彼は、そのまま体を下の方へと移動させていく。


そして、私の茂みの部分に達するとその部分に指を挿し込み、舌先でクリを舐めまわしてきた。


「あっ、はあっ、ああっん。」


少し、落ち着いてきたとはいえ、まだまだ快感の余韻が冷め切っていないそこは、瞬く間にびちゃびちゃと音を立て、りゅうちゃんの指を咥え込む。


「指でも、思い切り良く絞めてるぞ、海里。」


言いながら、その指をりゅうちゃんが引き抜いた。

「ああっ、ん・・・・・・・・・」

抜いた時のちゅぽんっ、という感触に、思わず大きな喘ぎを漏らし、体が仰け反った。

いきはしなかったけど、なんか、指が抜け切る時の感覚に、思わず体が強く反応を示してしまう。


「なあ、海里。」


りゅうちゃんが私の茂みを指で掻き分け、そこに丸出しになっているクリを指先で弄びながら私の名前を呼んだ。


「な、なに・・・・・？！」


漏れる喘ぎを必死になって抑えながら、りゅうちゃんの呼び掛けに応えた。


「お前、俺の女にならねえか？！」

「へっ？！」


思いも寄らなかったりゅうちゃんの言葉に、私は物凄く素っ頓狂な声を発していた。


「俺の女になれ・・・・・・・・そう言ってんだよ。」


それまで弄んでいたそこから体を離し、私の頭を抱え込むと、分かりやすいように私の顔を見つめ、ゆっくりとした口調で言い切っていた。


「私・・・・・・・・・・が？！なんで？？？」


「くっくっく・・・・・・・・なんでかなあ？！」


りゅうちゃんは私の問いに答えることはなく、喉の奥で低く笑うと再び身を下げ、私の両足を押し広げてその部分を全開にし、顔を埋めてきた。


「は、あああっ、はああっ、あああっ、あ・あ・あ・・・・・・・・あっん・・・・・・・・・・」


ぴちゅぴちゅ、くちゅくちゅと音をたてて責められ、それ以上考えることが出来なくなった私は、大きな喘ぎを漏らし、体を大きく仰け反らせながらりゅうちゃんの舌先から逃れるようにして必死になって体を捩った。

捩ったけれど、逃げることなど叶う訳も無くて、りゅうちゃんの腕が私の足をシッカリと押さえ込んでいた。


「はあっ、ああっっっ、あああああ～・・・・・・・・・・・・・っん。」


下半身は上を向かされているけれど、私は自由の利く上半身を少し横にした状態・・・・・・逃げ出し損ねた奇妙なポーズのまま、喘ぎをあげる。

喘ぎながら、身を横や上に動かし、与えられる感覚を少しでも和らげようとして体を捩って、捩りながら、大きな喘ぎを漏らし、行き場の無い両手で必死になって何かに縋ろうと探りを入れる。


その手で、やっとりゅうちゃんの上着の一部を捉えることが出来た。

COM(0) TB(0) EDIT 2009.01.18

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