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気まぐれ仔猫5

「うん。」

そう応える私に彼は言葉を続けた。

「もう少し、強くしてもいい?」


けれど、彼は、私の返事を待つことなく、太腿をゆっくりと愛撫していた手を再び私の秘所へと滑り込ませ、その部分を溢れ出した液で遊ぶようにして、ぷちゅ、ぬちゅ、と新たに刺激を与えてきた。


「ここ、別のこと、してもいい?!」


そう告げた彼の口元は、私の上半身のところにはなくて・・・

彼の指先によって捲り上げられ、むき出しになった私の一番敏感な部分。

そこを、彼はその舌先で、軽く刺激を与えてきた。


「や、は、・・・あ、ああはああああん・・・・・・・・!!」


その舌が、ツンッ、ツンッと、先端を突いた。

それから、ちゅぷっとその部分に強く吸い付くと、更に数度、艶かしい運動を舌先が繰り返してきて。

そして、そのまま、私の花弁のあらゆるところをその舌が這い回り、その深みを時折、刺激する。

にゅる、くちゅっ、ぷちゅちゅちゅっ・・・・・・それまで以上に艶かしい音が周囲に響き渡る。


「あっ、あああっは、ああ、あ~・・・・・・・・・・・ん!!」


私は「ダメ」と言うことすら出来ずに、その刺激に耐え切れず、さっきよりも更に大きな声を発しながら、体を仰け反らせていた。

そして、ビクンッ、ビクビクッ!!!と、幾度かの痙攣を伴った後、満身の力で刺激に反応しまくっていた体から、グッタリと力が抜けた。



「いけた?!」



笠原に、私の大切な部分の全てを曝け出したまま、私は黙って頷くことしか出来なかった。


彼は、私の反応に満足したのか、立ち上がると、捲くれたスカートを元に戻した。

さっきまで履いていたショーツは、彼の手によって奪われていた。

あの部分がジワリと熱い。


まだ、興奮状態が納まりきらずにいるその部分に、彼は軽く刺激を与えながら、キスをしてくれた。

「後は、家に帰ってからのお楽しみ、だな。」

唇を離した彼は、イタズラっぽい笑みを浮かべていた。


私達ふたりは、彼の自宅へと向かう電車の中に居た。

学校から数十分程かかる彼の家にまで辿り着く間には、時間帯によってはかなり人気のない車両が存在する。


人影の見られない車内に、私達ふたりは互いの体を寄せ合い、合わせた唇の隙間から触れ合う舌の感触を、ゆっくりと味わう。


くちゅり、ちゅく、ちゅく・・


互いのそれを弄る際に発する音を、緩慢なテンポで周囲に轟かせながら、電車は目的地へと向かい、走り続けていた。

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