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気まぐれ仔猫23
荒い呼吸を繰り返しながらも、その部分が熱く脈打ちながら、ビクンッ、ビクンッ、と、幾度も痙攣を繰り返す。繰り返すたびに、その部分からはたっぷりの液体が零れ、私の太腿を伝い、落ちていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
私は自分の太腿を伝うそれの存在を感じつつ、なんとかして身を起こそうとするのだけれど、まだ、自力で起き上がることが出来ずにいた。
「無駄だって、海里、まだ起き上がれねえよ。」
まだ玄関口に立ったままのりゅうちゃんが、身を屈めながらそんなことを言ってきた。
くちゅり・・・・
その手が、下げられたショーツの隙間から入り込み、私のそこを軽く撫でると、当然のようにして、湿った音が響く。
「んっ・・・・・・・・・・」
びびっくっ・・・・・・・・!!
それだけでも体が強く反応し、私は小さく声を漏らしながら、体を跳ね上がらせていた。
ちゅっくちゅっく、ちゅっく・・・・・・・・・
その部分に入り込んだりゅうちゃんの手が、再びそこを弄び始めた。
「あっ、ああっ、ああああっん!!!だ、だめ、りゅうちゃん、そんなにしたら・・・・・はあああっ、うううううっっんんんん・・・・・・・・・・・・・!!!!!」
私は勢い良く身を仰け反らせると、あまりにも簡単に達してしまっていた。
「海里、ここで本番やっちまうか?!」
楽しそうにして耳元で囁くりゅうちゃんに、私は大きく首を横に振った。
「い、いや・・・・・・・もっと、違うとこ・・広いとこで・・・したい・・・・・・・・・・・」
「広いとこ・・かあ・・・・・・・まあ、そうだな。」
納得したような声を発しながら、りゅうちゃんは大きな体を屈ませると、私の履いたままになっていた両方の靴を脱がし、そのまま私の体を抱え上げ、その肩に・・・担いだ。
ちょっと・・・ショック。
「お姫様だっこ」じゃなかった。
憧れていたのに・・・・・・・・・・
りゅうちゃんのことだから、当然のようにしてそうしてくれるものとばかり思っていただけに、少し火照り過ぎな体がクールダウンしてくるのが自分でも分かった。
「海里、期待外れで少しは体の火照りも取れたか?!」
それを察したのか、私を担いだ状態のりゅうちゃんが、たばこを咥えながら楽しそうにしてそう告げた。
「う・・・・・・・うん。」
やっぱり、っていうか、当然のようにして、私の考えていることなんか、りゅうちゃんには分かっていたみたいで、ちょっと恥ずかしかったけど、でもやっぱりそんなりゅうちゃんらしいりゅうちゃんが私は大好きな訳で・・・・・・・・・
怒ったり、拗ねたりとかはしないで、返事を返すとそのまま彼の背中の部分にしがみ付くようにして腕を回した。
「おいおい、それじゃ下ろせねえだろ?!」
「??」
りゅうちゃんの言葉で腕の力が一瞬緩んだ。
その隙を狙うようにして、りゅうちゃんはそれまで担いでいた私の体を下ろす。
もう、その時点では、気分的にちょっと冷めちゃったせいか、少し足元が覚束ないところもあったけれど、なんとか、自力で立つことが出来ていた。
「あ~・・・・・・・、いけね、習性。」
りゅうちゃんが不意にそんなことを言うと、咥えたままのタバコを室内に放り投げていた。
火は、点いていない。
そして、当然のようにしてキス。
こうして、お互いに立ち、向かい合ってのキスってひょっとすると、はじめてかも知れない。
そんなことを思いながら、合わせた唇の感触を確かめ合っていた。