籠の鳥

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月灯り５

ピクン。


不意に、匠にいちゃんが「なにか」に反応したような気がした。

気になって、私も匠にいちゃんの視線の先を追おうとして、後ろを振り返り掛けた。


けれど、その顔を、匠にいちゃんの両手が捕らえ、キスをしてきた。

私たちの背後に、誰かの気配を感じた気がした。


匠にいちゃんも、それに気が付いて反応を示したのだと思う。

だけど・・・・・・・・・・・・私はそこに居たのが『誰』なのか、確認することは出来ずにいた。


そのまま、キスを繰り返していた。


何度も、何度も、何度も・・・・・・・・・・・・・

それはとっても優しいキスで、それまで行われていた匠にいちゃんの行為に、自分が必死で抵抗をしていたことなど忘れてしまうくらいに、私にとってはとても素敵なものとして感じるようになっていた。


さっきも長いキスを終えたばかり・・・だなんて思えないくらいで、今度は私も積極的に匠にいちゃんの舌の動きに合わせ、自分のソレも強く絡みつけていた。


長い長いキスを終えた時、私は随分と潤んだ瞳をしていたと思う。

匠にいちゃんがしてくれる行為なら、全て受け入れてもいいような気がしてきていた。


「んんん・・・・・・・」


匠にいちゃんが、私の肩を、腕の下からゆっくりと撫で上げてきた。

そうしながら、残る片方の手で私の乳房の先端に指先を絡め、それに付き従うようにして肩を撫で回していた方の手で、残る乳房の先端に触れる。


くりっ、くりくりっ・・・・・・・・・！！


「あ、ああっ、あっん・・・っ・・・・・・！！」


両方の乳房の先端を弄ばれ、思わず大きな喘ぎの声が漏れていた。

私の喘ぎに合わせて、匠にいちゃんが更にその先端に対して連続的な刺激を繰り返し、与えてくれる。


「はあっ、んっ・・・ああっ・・・・・・・・・！！」


身を仰け反らせながら喘ぎ続ける私の乳房の先端は、物凄い勢いで硬さを増し、ピンと勃ち上がっていくのが、自分でも分かった。

触れられる度、刺激を受ける度に、そこはぷっくりと勃ち上がって少しの刺激も、痛いくらいだった。


その先端の片方に、匠にいちゃんが、舌先を垂らす。


そしてこねこねこねこねと硬くなっている先端をその唾液で湿らし、緩めるかのように、それこそ、丹念に口に含んでは、舌先で転がしてきた。


「はっ、ああああっん・・・・・・・・・・あっ・・・ふうっ・・ん・・・！！」


胸の先端の刺激だけでも、私の喘ぎは凄かった。

凄かった・・・・・・・・・・・・・・と、思う。

凄い・・よね？？？？？



「すっげ！！お前が素直に喘ぎ出した途端、ま○こから出てくる汁が急に濃厚になってきた・・・・・」



興奮したようにして私の股間に指先を滑り込ませた匠にいちゃんは、その滑りを指に採ると、状態をジックリと観察していた。


ぬっちゅ、ぬっち、くっぷっ、ぷっちゅっ・・・・・・・・・！！


匠にいちゃんがそこに指をあて、動かす度に大きな湿りの音がする。

その指が、私のそこの入り口のところで、その部分の状態を確認するかのようにして、ゆっくり、じっくりと触れる。

その先端が、ほんの少しだけ、入り口のところに挿し込まれたような気がした。


「い・・いやっ、そ・それは・・・・っ！！」


思わず、必死になってその行為から逃げようともがいてしまったら、匠にいちゃんが私の腰を押さえつけてきた。


「・・・・・・・・・一気には動くなよ。勢い余って思い切り良く指を挿しこむのは避けたいから・・・どうせなら、俺自身のものを思い切り良くぶち込んで、それでここを破壊してみたいから。」

COM(0) TB(0) EDIT 2009.01.02

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