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気まぐれ仔猫20
戻ってきたりゅうちゃんが、驚いたようにして私を見ていた。私はその時、乱れた制服を着直し、高級感の溢れる座席の奥に腰を降ろして、彼が戻ってくるのを待っていた。
私に掛けられていた彼の上着は私なりにキチンと畳んで、車内のテーブルの上に置いておいた。
一瞬驚いたような表情を見せたりゅうちゃんだったけど、直ぐにいつもの表情に戻ると、その大きな体を車内に滑り込ませていた。
そして、外に待機していた誰かがそれを閉じると、車は再び動き出していた。
「ねえ、りゅうちゃん、ひとつだけ、確認したいことがあるんだけど・・・・・」
私は隣にゆったりと腰を降ろしたりゅうちゃんの目を真っ直ぐに見据えた。
「なんだ?!」
りゅうちゃんは私を見ることなく、タバコを口に咥えた。
「あのさ、3ヶ月くらい前に、私、りゅうちゃんに言われて病院に行ったよね?!生理が遅れているってことにして・・・・・・・・・・・・・・・・あの時、行った病院に以前流れた時の後処理をしてくれた女の医師がいたよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・」
りゅうちゃんは、私の言葉を黙って聞きながら、口に咥えたタバコを片手で遊ばせているだけで、それに火をつけることはなかった。
「あの時・・・・・・私の中に、何か入れられたんだけど・・・あれって・・・・・・・・・・」
「・・・・・・ふ、あれか・・・・・・・・・・・リング(避妊具)だ。痛かったか?!」
「うん、ちょっとだけ・・・」
「だろうな、出産経験がなくて入れると痛いらしい。その後、どうだ?!出血とかは・・・」
「ううん、無いよ。ただ、あれを入れてから直ぐに生理が来たんだけど、物凄く痛かった。いつもはあんなに痛んだこと無くて・・・あの女の人も痛みが増すかもって言ってたけど、痛みが酷かったのはその月だけで、先月は普通だった。」
「・・・・・・・そうか、そりゃあ良かった・・・・・・・な。」
りゅうちゃんが、咥えたままのタバコに火をつけると、大きく息を吸い込んだ。
「不安か?!また、あの時みたいに妊娠するかも知れねえってんで・・・・・・・・」
「不安は、ないよ・・・・・・・・だって、私の中にはそうならないように入っているんでしょう??それに必要なもの・・・」
「・・・・・・絶対とは言い切れねえが・・・・・・・・な。一番いいのはやらねえことだが、それだとこの俺が納得出来ねえ。」
りゅうちゃんは火のついたタバコを手で弄びながら、苦笑いのような、複雑な笑みを漏らしていた。
「りゅうちゃんは、ずっと前からそうしたいって計画みたいなのがあったの?!」
「まあ、な。」
火のついたタバコを再び咥え直すと、りゅうちゃんはやっと私の顔を見てくれた。
そして、いつもと同じ笑みを浮かべ、私の頬にその手を宛がうと、視線で私に自分の前に移動するよう促してくる。
私はりゅうちゃんの指示通り、その前に両膝をつき、膝立ちの状態で彼の前に・・・
「・・・・・・・・・・」
満足気な表情のりゅうちゃんが、口に咥えていたタバコを備え付けられた灰皿の上に置くとそのまま私の両頬を大きな手で覆いながら、ゆっくりと撫で回す。
時折、その指先が私の唇に触れる。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
りゅうちゃんの顔が近付いてきて、その唇を首筋に落とす。
ちゅっ、ちゅう・・・と、時々音をたてて、ゆっくりと唇を這わせながらブラウスの襟元にあるリボンを解き、ボタンをふたつほど外すと、その部分を肌蹴させ、そこに強く吸い付いてきた。
チリッ・・・・・・・・!!
軽い火傷の様な痛みが走り、その部分からりゅうちゃんが唇を離すと、そこにはクッキリとりゅうちゃんの唇が触れた跡が残っていた。
「海里、これから俺の部屋に来ねえか?!」
りゅうちゃんが赤い痕跡に舌を這わせながら静かに告げてきた。
「ここじゃ、狭くて思ったように出来ねえ。お前、どうせ今日は一日暇なんだろ?!俺の部屋でジックリとやらねえか?!」
耳元に唇を寄せ、誘うようにして囁く。
「それとも、さっきので腰が不能になっちまったか?!」
茶化すようにして開いたブラウスの隙間から手を忍ばせ、下着の中に差し込むと、そのまま中に納まっていた乳房を取り出し、その先端を撫でた。
「んっ・・・・・・・・・・・・!!」
「感度の方は良好なんだが・・・・・どうする?!帰るってんなら、このままさっきの駅まで送ってやってもいいが。なあ、海里。」
思わず漏れた小さな喘ぎ。
反応を示してきた乳頭。
それをたっぷりと口に含み、その舌で感触を味わっているりゅうちゃんの頭を思わず抱え込む。
「ん、んんん、んっ・・・・・・・・!!」
その舌の感触が心地良くて、必死になって声を殺せば殺すほどに、快楽の波が、次から次へと寄せてくる。
「どうする?!海里、このまま帰る・・・か?!」
再び問い質したりゅうちゃんの頭をきつく抱き締めたまま、私は頭を強く横に振っていた。
すると、りゅうちゃんはスルリと手をショーツの中に滑り込ませ、そのままぐちょぐちょになっている私のそこを強く掻き回した。
「だ、だめっ!!・・・りゅうちゃ・・・・・っ!!!」
私はりゅうちゃんの頭にしがみ付いたまま、身を捩ろうとしたのだけれど、りゅうちゃんの指がどこまでも追いかけてきて、この日、数回目の絶頂を迎えてしまっていた。