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泡沫9

「せ、先輩、先輩・・・・・・・・・・・・・・・」


時間の流れが進むと同時に、私の呼吸も荒くなってくる。

途切れ途切れの呼吸と共に、先輩を呼びつつ、彼が私の体に与え続けてくるその感覚に溜まりかねていた。


体の奥から込み上げてくる熱い感覚に、意識がだんだんと朦朧としてくるというか、体中の力が抜けてくるというか・・・・・・・・・


兎に角、今まで一度も味わったことのない感覚でいっぱいになっていた。





「は・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・せ、先輩ああ・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・」


自分の枕元にある筈の枕の行方さえも見つけ出すことが出来ないまま、適当に掴むことの出来た布団のシーツを思い切り良く手の平で握り締めていた。


「はあ・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・・・・・・・」


ぴちゅ、ぴちとその舌先で湿った音を響かせ、先輩は尚も私の乳房を弄び続けていた。


「あ、あああ、先輩、はあん・・・・・・・・・・・・・・・・」

ぴくん、ぴくぴく・・・・・・・・


先輩の与えてくれる甘美な感覚に、私の体が小さな痙攣を伴い出していて、その最中、先輩はそれまで舌先で弄び続けていた方の乳房から唇を離すと、自分の唾液で湿ったその先端を指先で摘んでいた。


「はあ、はああっん・・・・・・・・・・・・」


その感覚に、私の唇からそれまでよりも甲高いものが漏れていた。

体も、大きく跳ね上がるようにして反応して、それでも、先輩はそんなのなんかお構いなしに放置したままになっていた残る乳房の丸みに唇を這わせてくる。


「やああ、はあああああ・・・・・・・・・・・・・・」


ぞくぞくぞくぞくとした感覚が全身を駆け抜け、私の体はそれまでよりも大きく、反り返っていて踵で布団のシーツを攀じ登るみたいになっていた。


「すげ、乳首ぴんぴん・・・・・・・・・・・痛くねえか?」


そんな私の反応に、先輩は気を良くしたのか、彼によって刺激されて反応し、硬く勃ち上がった私の乳房の先端を、楽しそうにしてその舌先で弾いてくる。


「んん~・・・・・・・せ、先輩、だ、だめ、ああっ・・・・・・・・はあ・・・・・・・・・・」


体を大きく反り返したまま、目の前にある先輩の体に、私は思い切り良く力を込めながら、抱きついていた。


「大歓迎・・・って感じだな?!希咲。」

先輩はそんな私の反応に満足したのか、とてもご機嫌な声を返してくる。

そして、そのまま強く唇を塞がれていた。


「希咲、お前、本気で俺と付き合わねえか。」

「なんでですか??」

「お前、俺のことなんとも思っていねえのにこうして体許しているのかよ。」

「それは・・・・・・・・・・違います・・けど・・・・・・・・・」

「じゃあ、良いじゃねえか??」


ニンマリとした笑みを口元に浮かべた先輩の指先が、私の首筋をなぞり、下りていく。

その動きに、私の感覚の全てが奪われ、その指先の動きに合わせて私の体が怪しくくねり出していた。


「はあ・・・・・・・・・・・・・・・・」


私の肌をゆっくりと下っていたその指先が、私の足を押し開き、その間にスルリと入り込んできた。


ぴちゃ、くちゅ・・・・・・・・・・・

先輩の指先の動きに合わせて、私のそこから湿った音が響き出していた。


「・・・・・・・・濡れてきたな、希咲。」

くちゃにちゃと湿った音が、止まることなく響いてくる。


「ふ、ん・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・」


くち、にちっ・・・・・・・

そこを先輩の指先が滑る度に、私の唇から新たな声が漏れると共に、私のその部分の湿りの音も増していた。


「これなら、いれられそうだが・・・・・・・・・・」


その部分を弄んでいた先輩が、何かを問い掛けるかのようにして私の顔を見てくる。


「・・・・・・・・・そ、それは、・・・・・・もう少し・・・・・・・・・・・」

「先にしてくれってえのか??」

「・・・・・・・はい・・・・・・その、やっぱり・・・」

「抵抗ある、か??」


・・・・・・・・・・・・・・・。

先輩の言葉に私がひとつ頷くと、彼は仕方ねえな・・・・・・・と言いながら大きな吐息を漏らしていた。


「俺としては、直ぐにでもいれてえところなんだが・・・・・・・・」


私の両膝を立たせ、それを押し開いた形にしたまま、先輩がそんなことを呟いてくる。


「すいません、その、まだ・・・・・・・・」

「分かってるよ、気にすんな。」


なんて言いながらも、先輩はやっぱり大きな吐息を吐いていた。

そんなにまでして何度も吐息をつかれると、物凄く気になるじゃない。


私が少し拗ねるようにしてその視線を逸らすと、先輩はそんなことなど気にしていないようで、私のその部分に唇を這わせていた。

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