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気まぐれ子猫Ⅱ・20

ちっ・・・・・・・・・ちゅっ・・・・・・・・・・・・・・・


そんな感じに、彼が小さく湿った音を響かせてきた。






「あ・・・・・・・・・・・んんん、はあっ・・・・・・・・・・・・・!!」


枕元のシーツと、枕の端を掴みながら、私は彼、りゅうちゃんが与えてくれるその感覚に、身を捩りながら喘ぎの声を発し続けていた。


彼は、それまで私の胸元に置いておいたその身をずらして、私の下半身の方へと移動を遂げると、少しだけ私の穿いているショーツを下ろし、そこに露わになった私の茂みをさわさわと撫でていた。

そうしながら、指先で更にショーツを下げ、その割れ目の奥に控えている私の昂った部分に舌先を這わせ、絡めてくる。


「はあん、はああああ、ああっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


ショーツの下から差し込んだ状態になっているその指先をゆっくりと出し入れしながら、残る手の指先でその部分を押し開き、彼が執拗にその部分に唇と、そして舌先でくちゅくちと滑った刺激を与えてくる。


「やあ、ああああああ・・・・・・・・・・・・・」


舌先と唇でその部分を弄んだ後で、彼がそこを押し開いていた指先でそれを摘むものだから、私は思わずシーツを掴んでいた手を離して、それを口元にまで持っていっていた。


「・・・・・・・・・・・・・可愛いじゃねえか。」


その仕草を目にした彼が、ニヤリとすると私の身の上に自分のそれを重ねてきて、そのまま暫くの間はキスを繰り返していた。


・・・・・・・・・・・・・・。

で、キスを終えて、その唇を離した彼が、またその口元に笑みを漏らして、そしてもう一度私の唇に「ちゅっ」って、軽く触れてきた後で、体勢をそのままに、私のそこに差し込んだ状態にしている指先を引き抜いていた。


「海里、ショーツは脱がされた後で、ジックリいれてもらった方がお前も嬉しい・・だろ??」


なんて、ベッドの上に寝転んでいる私の顔を見下ろしながら、彼が嬉しそうにしてささやきかけてくる。

そうしながら、そっと頬に唇を添えて、私が穿いていたショーツをゆっくりと脱がしにかかっていた。


私の足を、穿いていたショーツが滑るようにして潜り抜けていく。

すると彼は、私の足を自分の身に抱え込もようにしながら、また、さっきよりも更に激しく、その唇を重ね合わせてきた。


「ん、んんんっ・・・・・・・・ふうん・・・・・・・・・・・・・」


私も、彼の頭の後ろにその両手を廻して、そこを思い切り良く抱え込みながら彼の体を少しでも自分の身の近くに添えるようにして、夢中になって彼とのキスを繰り返していた。


彼がその前髪をあげているその最中は、遠慮して触れることの出来なかったその髪の感触を味わいながら、いつ終わるともしれない口付け。

く・・・・・・・・・・・っちっ・・・・・・・・・・・・・

キスを繰り返しながら私の割れ目を撫でていた彼の指先が、静かにその奥の部分へと侵入を果たしてくる。


「・・・・・・・・・。」


私はその感覚を感じながら、それでも彼とのキスを止めることもなく、ほんの少しだけその背を浮かせ初めていた。


「気持ち良いか、海里。」

「ん・・・・・・・・・・・・・・。」


唇を離しても、彼のその顔は私のすぐ目の前に置かれたまま、その状態で彼が嬉しそうにして聞いてくるものだから、私は思わずそのまま素直に頷いてしまっていた。


そんな私に、彼は満足そうな笑みをひとつ零すと、その唇で私の首筋を撫で、露わになっている乳房の先端をその中に含んでいた。

くちくちと音をたててそこに吸いつき、舌先で弄びながら、私のその部分に差し込まれている彼の指先がゆっくりとした動きで、その中を撫でてくる。


「ん、あああ、はあああああああああああ、りゅ、りゅうちゃん・・・・・・・・・・・あ、ああああ、はああん・・あああ・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・」


くっちゅ、にちゅっ・・・・・・・・・


「やああ、はああん、ああっ・・・・・・・・・・・」


気がついたら、私はいつの間にかそれまで彼の頭を抱え込んでいたその手で、彼の上着の袖を必死になって掴んでいた。

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