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気まぐれ仔猫16

刺激を求め、揺り動く私の体。


未だに結合を続けているその部分は、私の内から次々と溢れ出してくるタップリの愛液で満たされ、それまでよりも更に強い滑りを伴っていた。


それらの様を満足そうな表情を浮かべたりゅうちゃんが、眺めている。

暫くは、動くことなく、ゆるりゆるりと勝手に律動を繰り返す私の腰つきを眺めていた。


彼は、やがてその身を屈めると、私の腰に唇を落とし、その感触を楽しむようにして体のラインをゆっくりとなぞりながら舌先を垂らす。



「ん、は、ああああっ、・・・はっ、ああ~・・・・・・・・・ん。」


思わず、強い喘ぎを漏らしてしまう。

抑え切れなかった。


「あ、ふっ・・・・・・・んんんんん、あああああっっっんっ、・・・・・・・!!!」


一度溢れ出した喘ぎは納まらず、それまで発することの出来なかった分、喘ぎが大きくなり、私は思い切りよく身を仰け反らせていた。


くちゅ、くちゅちゅちゅっ、ぬっちゅっ・・・・・・・・・!!


それに合わせて、りゅうちゃんがゆっくりと腰を動かす。

「や、ん・・・・りゅ・りゅうちゃん・・・・っ!!」

「あ?!何?????」

私が何を求め、欲しているのかを知りながら、彼は、ワザとらしい口調で惚けた振りを装っている。

「い・・意地悪、しないで。」


潤んだ瞳で彼を見つめながら、その服の袖を掴む。


「・・・・・・・・・・・・・・・・海里。人に何かをしてもらう時はちゃんと頼まないとダメだろ?!」


言いながら、りゅうちゃんの指先が、興奮しきっている蜜壷の上にある突起に触れた。

ビビクッン・・・・・・・・・・・!!

少し、触れられただけでも、私の体が大きく反応を示した。

「あ~・・・・・・・・・・・これをして欲しかった・・のか。」


そう呟き、差し出した両手で今度は乳房をやんわりと撫で回すと、その先端を同時に摘み、クリクリと指先で転がした。


「はっ、あああああっん、・・・りゅ・りゅうちゃん・・っ・・・・・!!」


言葉に、ならなかった。

したかったのだけれど、次々と押し寄せてくる幾つもの快楽の波が、私に思ったような言葉を噤ませてはくれない。


「海里は、これで満足。・・・・・・・・・・・・・なんだろ?!」


分かっているのに、りゅうちゃんは、私の求めていることには応じてはくれなかった。

それがまた、もどかしかった。

私の口から、出る言葉に、りゅうちゃんが何を求めているのか、検討はつく。


つくのだけれど・・・・・・それが、言えない。

言えない事を分かっていて、りゅうちゃんはワザと私をじらしている。


「りゅ・りゅうちゃあ~・・・・・・ん。」


私は荒い呼吸を整えることも出来ないまま、再度、私をじらす男に「おねだり」を試みた。

潤んだままの瞳で彼を見ると、彼は目を細め、ゆったりとした笑みをその口元に浮かべている。

口は開かれてはいないのだけれど、その口角が、僅かに曲線を描いている。


「海里、ちょいと待ってやる。だから、自分の口でちゃんと言ってみ?!お前が、俺に、何をして欲しいのか・・・」


りゅうちゃんは、その大きな手で私の頭をなで、額にそっと唇を落としながら、優しく囁いた。



「で、どうしてほしい??」



そう尋ねるりゅうちゃんは、今までの中で一番優しい笑みを浮かべていた。

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