籠の鳥

スポンサーサイト

EDIT --.--.--

年下の彼１９

それまで、私の体の上に重なるようにしてあった彼の体がそこから離れていた。


「？！」

腕の中にあった彼の存在を示す感触がなくなり、少し不安を感じて私はそれまで閉じていた目を開いていた。


薄明かりの中、彼が上半身を起した状態でいる姿を見て取ることが出来る。




「・・・・・・・・・・・・。」

そんな彼を黙って見ていると、彼は少し真剣な表情のままその上着を脱いでいた。


「・・・・・・・・・・・・・。」

上着を脱ぎ捨てると、彼はそのままその身を私の上へと重ねてきて、唇も重なり合わされていた。


「コンタクト、持ってくれば良かった、今日はこうなる予定じゃなかったから、メガネしかないのが残念だな。」


彼がその唇を離すと、そんなことを言いながらその頬を撫でてくる。

撫でながら、またじっくりとその唇を重ね合わせると、そのまま、彼の腕が私の上着の全てを脱がし、ブラのホックを外されて、私の上半身は露な状態となっていた。


「はあ、は、あああ、・・・・・・・・・・・・・」


私の上半身を露にした状態で、彼がその唇を滑らせ、愛撫を重ねてくる。

彼の唇が動くたび、触れるたびに、私の唇からは次から次へと声が漏れ出していた。


・・・・・・・・・・・・・・。

愛撫を重ねながら私の体の下の方へと移動を開始していた彼の両手が、私の下半身に穿いているズボンを下ろし、ショーツさえもアッサリと剥いでしまうと、その足をぐいっっと両手で押し広げていた。


そして、そのまま開いた足の内側にその唇を添え、這わせながら時折その舌先で舐めてくる。


「んんんん、あ、あっ、あああっ・・・・・・・・・・・・」


ぞくぞくとするような刺激に、思わず体が大きく波打っていた。


「・・・・・・・・・・・・・・・。」

その彼の舌先が、私の割れ目の奥へと滑り込み、そこに顔を埋めたようにしながら彼がぴちゃちゅくとそこを舌先で舐めたり、唇で思い切り良く吸い付いてきたりしてくる。


「はあ、ああ、はあああああっ・・・・・・・・・・」


びくっ、びくびく・・と私の体が小刻みに震え出していた。


彼にその部分をそうされる度に、快楽の度合いが深まって、私はそれだけでも一気に絶頂の瞬間へと上り詰めそうになっている。


「ああ、はあっん、あああ、・・・・・・・・」


「奈々深、これならいれられそうだけど・・・・・・・・・良い？？」


「う、うん・・・・・・・・・・・」


その部分から身を離して確認をしてきた彼に、私は荒い呼吸を繰り返した状態のまま頷いていた。


「そう、分かった。」


私の了解を得ると、彼は下半身に穿いているものを取り去り、再び私の元へと近付いてくる。

その体に、ピッタリと密着するかのようにして、彼のそのものが高々と反り返っていた。


「奈々深、足、もう少し広げても良いよね、広げるよ。」


言いながら彼が私の足を押し開きつつ、その体をそこに割り込ませてくる。

彼がその中央にある自分自身のそれを、私の中央のその部分へと押し当ててくる。


「奈々深、力、抜いてくれる？？」

「う・・うん・・・・・・・・・」


触れたその感触で、私が緊張をしているらしいことを悟った彼が、そんな言葉を付け足してきた。


ぐいっ・・・・・・・・・・・・！！

そんな感じで、彼の立ち上がったそれの先端がそこに押し当てられ、そのまま、ぐっ、ぐぐぐっ、ずくっ・・・・・・・・・と私の中へ向けてその侵入を開始していた。


「う・・・・・っく・・・・・・・・・・・い・・た・・・・・・・・」


思わず、そんな声を漏らしていた。

彼のそれが侵入を開始すると、私のそこからは思っていたよりも大きな痛みが発生していた。


「奈々深、これ以上先に進んじゃうと、やめて、って言われても無理だと思うけど・・・大丈夫？？」

「う、うん・・・・・・・・・いい、よ・・こ、・・・このまま・・・・・・・・・・」


そう答える私の肩が、乱れた呼吸の為に大きく揺れていた。


「・・・・・・・・・・・奈々深・・・」


彼の腕が、私の両肩を包み込むようにしてゆっくりと触れてくる。

そうしながら、彼が静かに唇を重ね合わせてきて、そのまま、私の肩に置いていた彼の腕に力が籠められていた。


ずずずっ・・・・・・・・・・・・・


彼のものが、確実に侵入の度合いを深めていた。


「ん・・・・・・・・っく・・・・・・・・・・・」

その繋がりが深くなれば深くなるほどに、彼が重ね合わせている唇の触れ合いの度合いを深めてくる。

次第に、舌先が激しく絡みつき、絡み合うようになると、いつしか私はその触れ合いに夢中になっていて、そうなるとその下で結合を遂げているその部分の痛みが随分と薄らいでいるようにも思えていた。

COM(0) TB(0) EDIT 2009.04.21

COMMENT

名前: タイトル: メールアドレス: URL: 本文: パスワード: 非公開コメント:管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK

トラックバックURL：

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)