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籠の中・・・12
私の胸元にあるそれは薫さんの手の平に捏ねられて、あっという間に硬くなっていて、感度がびんびんになってた。薫さんの手の平から伝わる柔らかながらも、刺激的な感触。
それが、私に対して堪らないほどの心地良さを与えてくるので、私の唇から漏れるその声の音量が、どんどんと大きくなっていた。
「はっ、ああっん!!!!!」
私が更にそれまでよりもひと際大きな声を張り上げたのは、薫さんが結合していたその部分、そこを彼が下から突き上げ始めたからで・・・・・・・・・・
それの与えてくれる刺激は、さっき自分ひとりでやっていた時の比にはならないくらいに気持ちが良かった。
「ああああああああああっ、はあっ、はあああっ、ああっ・・・・・・・はあ、あ・・・・・・・・・・・・・・」
私は尚も下から突き上げてくる快感の連続に、私の乳首を捏ねている彼の手の平の先にある両手首に掴まっていた。
「はあっん、はあっ、あああああっ、はああああああああああっ~・・・・・・・・・!!」
私は今までに出したことの無い声を尚も張り上げ続けている。
だけど、その喘ぎが止まらない。
「ああ、はあっ・・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・」
してもらうHがこんなに気持ちが良いなんて、知らなかった。
私は、気持ち良さに興奮を抑え切れなくなって、乳首を捏ねている彼の両手が更に強くそこに押し付けるられるようにして、その手首を掴んだまま、自分の腰を彼の動きに合わせて揺らし始める。
それと同時に、私達が身を置いているソファーがギシギシと軋みの音を高めていた。
「・・・・・・・・・・・・。」
その軋む音を耳にすると、なんだか自分がHをしているということを更に実感して、益々気分が高揚してきた。
「は、ああ、か、薫・・・・・・・・さん、もっと、もっと・・・・・強く、して・・・・・・・・!!」
なんて、口走ってしまったりして・・・・・
その場の雰囲気、勢いで言ってしまっただけなので、特に本気で言ってた訳じゃなかった。
・・・・・・・って、ことに、しておこう。
「強く?!こうか??」
薫さんが、私の言葉に反応して少し首を捻った後で、私の腰を掴んできた。
しかも、両方。
で、そのまま押さえ込んで、ずっくずっくと腰を揺さぶって、突いてくる。
「あっ、ああっん!!だ、だめ、気持ち、良い、あん、あああっん、はああっん!!!!!」
私の口から漏れるその声が、また大きさを増していた。
兎に角、薫さんが寝ている時にひとりでしていた時の気持ち良さとは全然違ったレベルでの快感が全身を駆け巡っていた。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
腰を揺さぶりながら、薫さんが私の腰を抑えていた片方の手を離して、何やらソファーの下を探っているようだった。
「?!」
思わず、彼の行動が気になって、動きも、声も、少し控えめになってきた。
そうしている内に、ソファーの下から彼が何やら雑誌らしきものを引っ張り出してきた。
「俺が・・・・・出掛けてる最中に、馬鹿兄貴のひとりが良く忍び込んでいるみたいでな、時折こんなものを置いたままにして行くんだ。」
少し身を屈めて見てみると、薫さんがソファーの下から引っ張り出し、投げ出された状態になった雑誌の間から、何かが滑り出していた。
ビニール地の薄くて・・・・・・・・・・って、それ、もしかして・・・・・・・・・
「これ、結構何枚かこうして置き去りにして帰ってくんだよな、俺には無縁のもので今までは放置してたけど、今回はちょいと拝借させてもらおう。」
そういって彼が拾い上げたそれを自分の口元へと持ってきて、笑みを漏らしていた。