籠の鳥

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年下の彼２

なんで、年下？！


しかも、ナンパとかされちゃったりして・・・・・・・・・・

私、ひょっとしてからかわれてる？！


でも、なんか、違うみたい。


人生初のナンパが、年下からだなんて、彼氏いない歴＝実年齢の私には、いくらなんでもハードルが高すぎる。


しかも、しかもしかもしかも・・・・・・・・・・・！！！

なんで、こんな・・・結構、可愛い、と、いうか、なんと言うか、正直言って彼、雰囲気的にも、見た目的にも、私からしたらランク上位の好みのタイプ・・・・・・・・・なんだけど。

なんていうのかなあ、ズルズルと引き込まれるというか・・・・そんな感じ。

例え、変？？？


まさか、こんなに好みバッチリの可愛い年下の男の子にナンパされちゃうなんて、思いも寄らなかったよ。




これで目の前の彼が私よりも年上で、仕事とかもキチンとしてくれてる人だったりしたら、文句のつけようがなかったのになあ～・・・・・・・・・

なんて、思ってしまう。

しかも、ナンパなのに本気モードに突入しそうな自分が存在したりしてるから、恐い。


正直言って、このチャンス（？！）は流したくない！！なんて、思っちゃったりするなんて、以前の私だったら有り得なかったよ。


どうしちゃったの、私。

結局はナンパだよ、ナンパ。

でも、分かってはいても、もっと話とか、したいんですけど・・・・・・・・


なのに、なのに、なのに～・・・・・・・年の差５歳って、こんなに開きがあったの？！

って、思うくらい、彼の話にはついていけない部分があったりして。


「・・・・・・・・・・ひょっとして、同い年だと思って話してたけど、年上なの？！」


余りにも私が首を捻ったりとかしていたせいか、彼が私が年上だと気付くその瞬間は、思っていたよりも早くにやってきた。

そりゃそうだよね、同い年ならついていけるような内容のことばっかりだったのに、私、全然ついていけてないんだもん。


「うん、そう。」

「えっ？？うそ、何歳？？？？？」

驚く彼。


「２３歳。」

「ほんと？！見た目だと分からないよ、でも、話とかするとあれ？！って、思って・・・・・・・・ホントに年上なの？！」

「そうだよ、２３歳。あなたよりも年上。」

「ええ～・・・・・・見えないよ。」


なんて、彼は驚きながら私を見てくる。

太ってたときはオバちゃんだったのにね。

まあ、痩せてからは髪型とか、服装とかも変えたのは確かだけど・・・・・・・・


それだけでも、こんなに違うものなのかなあ～・・・・・・・なんて、思ってしまう。

年下のこんな可愛い子にナンパされちゃうなんて、私も意外と女な部分があったんだ。


とか、ちょっと女としても嬉しかったりもする。

でも、ナンパ。

直ぐに本気モードに突入しちゃうような私には、無理。

だよね、しかも、彼氏いない歴＝実年齢で、いきなり年下と付き合えるかって聞かれたら、無理。

だし・・・・・・・・・・・・・・でもでもでもでもでもでも～・・・・・・・・、目の前の彼、こ・の・みっ～～～！！


あ～・・・・・・・こんな時って、どうすればいいの？！

なんて、本気で悩む私。


「あのさ、良かったら、連絡先とか教えてもらえる？！」


って、彼、私が年上だということは気にならなかったみたい。

私としては嬉しいんだけど、私、本気でその気になっちゃうよ、しかも、お姉さんが手取り足取り～・・なんて、出来ないよ。

なんといっても彼氏いない歴＝実年齢だから。


でも、言えなかったりもする。

COM(0) TB(0) EDIT 2009.02.19

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