カテゴリ:籠の中・・・ の記事一覧
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籠の中・・・6
「・・・・・・・やっぱりここ、乳首、か、じゃあ、こっちもこの辺りに・・・」そう言いながら、薫さんの手が、私の残る乳首を弄りはじめた。
「あ、あん。」
思わず、声が漏れた。
籠の中・・・7
「やって、やれないことはない・・・んだが・・・・・・・・・・・・・」言いながら、薫さんが視線を横に流した。
「?!」
不思議に思い、首を捻っていると、薫さんがソッ、と自分の人差し指を立てて、それを自分の唇にあてた。
「?!」
思わず、私も薫さんと同じポーズをとってしまう。
・・・・・・・これって、静かに、って、意味・・・・・・・だよね。
籠の中・・・8
ドキドキドキドキ・・・・・・・・・・元々は、自分からそうしたくて積極的に行動を起したのに、それが現実味を帯びてくると同時に、私の胸は高鳴っていた。
バクバクバクバク・・・・・・・・・
痛いくらいに、心臓が大きく鼓動を繰り返している。
私は、薫さんに言われた通りに大きなバスタオルを数枚、抱え込むようにして持つと、彼に遅れまいとして、その後に続く。
籠の中・・・9
「薫さん、ねえ、薫・・・・・・・・・さん。」耳元で、その名前をもう一度繰り返し、体を揺すっても、やっぱり薫さんはそれに反応することはなくって、僅かに開かれている唇の隙間から、静かに寝息が漏れていた。
ね・・・寝てる。
やっぱり、寝てる。
「ねえ、薫さん、起きて、ねえ、起きて。」
何度体を揺さぶっても、やっぱり、起きてくれない。
籠の中・・・10
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。チラリと視線の端に捕らえた薫さんのそれは、これまでよりも更に硬さを増して、大きくなっているように思えた。
私は無意識のうちにも薫さんのそれを、強く握り締めてしまっていたらしくて、そのことに気付いて慌ててその力を緩めた。