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カテゴリ:気まぐれ仔猫 の記事一覧

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気まぐれ仔猫26

「どうした?!」

「も・・・・・・・・・・ダメ・・・だよ。」


それだけのことを伝えるのが、精一杯。


気まぐれ仔猫27

すっ・・・・・・・・・


荒い呼吸を繰り返しているとき、りゅうちゃんが私の体を横向きにすると、その後ろにピッタリと自分の体を摺り寄せてきた。

「?!」

三度目の絶頂を向かえ掛けていた最中に、挿し込んでいた自分のモノを引き抜いたりゅうちゃんの唇が、静かに私の首筋に落とされる。



気まぐれ仔猫28

・・・・・・・・・・・・・・・・。


静かに、僅かな笑みを漏らした後のりゅうちゃんと私は、その言葉の宣告とは裏腹に、中々次の行動に出ることは無かった。


私とりゅうちゃんって、主にりゅうちゃんが動いてくれるから、彼がその行動を起こさない限りは、大抵、それが先に進むことってないから・・・・・・・・・・・

私達は、自然と見詰め合う形になっていた。



気まぐれ仔猫29

「腰、力入るか?!」

「うん・・・・・・・・大丈夫。」


耳元でりゅうちゃんの低い声が優しく響く。



気まぐれ仔猫30

重く、閉じられた状態の瞼が、ゆっくりと開かれる。

最初は薄ボンヤリとしていた視界。


それが、やがて鮮明に映し出されてくる。


私の両手が未だに後ろ手に組まれた状態のままであることに気がつくまで、それなりの時間が掛かった。


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