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気まぐれ子猫・おまけ・これで最後
「海里、いっちまうか?!」携帯の向こうから、彼がいつになく優しい声で囁きかけてくる。
「い、いい・・・・・の・・・・?!・・・・んっ・・・い、・・・・・いちゃ・・・って・・も・・・・・・・ああ、あ・・・・・・」
携帯を片手に、私は身を捩りながらその向こうにいる彼に聞き返していた。
「いきてえんだろ?!」
「うん。」
「だったらそうしな、お前のその声、最後まできちんと聞いておいてやるから、よ。」
「う、うん・・・・・・・・・・りゅ、りゅうちゃん・・・・・・・・・・・」
「なんだ?!」
「今度は、いつ、会える??」
「・・・・・・・・・・・・・・・いつがいい?!」
「あ、ああっ・・・・・・・・・・・・・・・・はあ、・・・・・・・・・・・・・・」
いつが・・・・・・・・・なんて聞かれて、思わず今日のことを思い出して、気分が高揚したからか、思わずそこに触れていた指先が、強くそれを擦りあげていた。
「はあ、あああ、・・・・・・・・・・・・」
そのまま、激しくそこを擦りあげる指先の動きが活発になってくる。
それと同時に、浮き上がっていた腰も、更にそのままの状態で小刻みに痙攣を繰り返しだしてきた。
「あ、ああ、はあ、あああああっ・・・・・・・・あ・・・・・・・・はあっ・・・・・・・・・・・・」
くちくち、にっち、にちにちにちにちゅっ・・・・・・・・・・・・・!!
そこを弄ぶその部分から漏れ出す湿った音だけが、室内に響きだしていた。
「はあ、・・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・」
びくり、びくびくびくっ・・・・・・・・・・・・・
触れ続けていたそこから、絶頂の感覚が伝わり、拡がると同時に私の喘ぎの声も途切れて、体が大きな痙攣を繰り返していた。
「海里・・・・・・・今日はこれで終いにしておく・・か・・・・・・・・・また今度、いつ会えるかは分からねえが、その時までは好きなようにしてな。」
「あ・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・は・・あ・・・・・」
携帯の向こうから彼のそんな言葉が聞こえてくる。
けれど、絶頂の余韻から抜け切れていない私は、まともに返事を返すことが出来ずにいた。
「また・・な、海里・・・今日はもう、ゆっくりと休みな。」
ぷっ、・・ぷう、ぷう・・・・・・・・・・・・・
携帯の向こうの通話が途切れてからも、私はその状態から動くことが出来ないままに、荒い呼吸を繰り返していた。
彼が最後に残した言葉が私の鼓膜に心地良い刺激を残してくれていた。
「・・・・・・・・・・・・・。」
私は、ひとりエッチを終えた直後の淫らな格好をベッドの上に晒したまま、いつしかその瞼をゆっくりと閉じていた。